送り火の夜、窓辺でふたり🔥
連載 「京都歳時記」 第10回(全12回)
8月16日、五山送り火。今年は出かけずに、うちの窓から遠くに小さく見える「大」の字を、ねいろちゃんと一緒に眺めました。
部屋の電気を消して、窓辺に並んで座って。ねいろちゃんは火が見えているのかいないのか、私の横で足を崩して、時々こちらの顔を見上げてきました。
二年前の送り火の夜、私はこのブログに、実家のおじいちゃん犬のことを書きました。「いつかまた犬と暮らしたい」って。その「いつか」が、いま横に座って、あくびをしています。
おじいちゃん犬、見てますか。あなたの後輩は、ぶたのぬいぐるみを枕にして寝る、たいへん愉快な子です。安心して、また来年、帰ってきてね。
火が消えると、京都の夏が終わりに向かいはじめます。まだまだ暑いけれど、風の中に、ほんの少しだけ秋。
静かで、いい夜でした🔥
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