ひまりのブログ

柴犬ねいろと、京都でのんびりペットライフ

Kyoto — since 2023

ねいろのこと

ねいろが、うちに来た日。

毛布にくるまって眠るねいろちゃん
毛布にくるまって眠るねいろちゃん
連載 ねいろがうちに来るまで 3回(全8回)

2024年1月23日。今日という日を、私はきっと一生忘れません。だから、いつもより少しだけ、ていねいに書きます。

その子は、寒い朝、保護犬としてシェルターにいました。柴犬の女の子。推定三歳くらい。ふわふわの毛で、ちょっと眠たそうな、とろんとした優しい目をしていました。どんな事情でここへ来たのかは、誰にも分かりません。ただ、人が手を伸ばすと、ほんの少しだけ体をこわばらせる。そんなそぶりがありました。

その子を、うちで預かることになりました。ずっとの里親さんが見つかるまでの、いわゆる『フォスター(一時預かり)』です。ボランティアを始めて半年、ずっと『いつか』と言い続けてきた私の、はじめての『いま』でした。

名前は、その場で決まりました。はじめて鳴いた声が、わん、というより「ふぉん」という、笛みたいなやわらかい音だったから。きれいな音色の子。だから、ねいろ。

キャリーに入れて、うちまで連れて帰りました。電車の窓の外を、ねいろはずっと見ていました。うちの玄関で、しばらく動かなくて、待つこと10分。自分から、そうっと一歩、うちの床を踏んでくれました。その一歩の重みを、私は今でも思い出せます。

この日は、まだ『預かり』のはじまりでした。正式に家族になるまでには、この先、審査も、トライアルも、たくさんの手続きが待っています。それでも——この子と過ごす最初の夜、部屋の隅でそっと背中を丸めた姿を見ながら、私は静かに泣きました。うれしくて。こわくて。責任の重さに。

ねいろ。よく来てくれたね。ここが、あなたのおうちだよ。ゆっくりで、いいからね。

——この日から始まった、ねいろとの毎日を、これからこのブログに綴っていきます。どうか、見守ってくださいね。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます🐾

コメントやメッセージ、いつも励みにしています。

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